オールスター カーニバルQB

みなさんこんにちは、前回の更新から一年以上経過しましたが久しぶりのブログ更新となりました。

 

今年の前半は社会情勢の影響で大会に参加することはできませんでしたが、参加者と開催店舗双方が予防をすることで少しずつ大会も復活し、以前ほどではありませんが活気が戻ってきて嬉しいです。

 

私自身も大会に参加できるようになりました、最近の結果だと

 

10/18 LGP名古屋予選優勝 

    全国リモート本選BEST4 (華代

11/23 石川WXC キーセレクション優勝(カニ

12/5 名古屋WXC オールスター優勝(カニ

12/6 三重WXC  オールスター優勝(カ二

 

新規フォーマットが始まる前に旧フォーマットで結果を残せて嬉しいです。ディーヴァセレクションもカードプールが増えれば構築の幅も広がりますし、1.2月のパック発売が待ち遠しいです。

 

今回はオールスターのウィクロスセレモニーで二連覇を果たしたカーニバルQBについて解説したいと思います。

 

あくまで個人の考えなので、こういう考え方する人もいるのか程度に捉えていただくと幸いです。読む方に不快な思いをさせないよう強い表現は控えて書くつもりですが、気に障る方がいれば先に謝っておきます。

 

レシピはこちらになります

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ここからは蛇足になるので、レシピの解説を読みたい方は飛ばしてください

こちらのレシピは元々3月に行われる予定だったウィクロスの世界大会に向けて調整していたもので、仮想敵として意識したのは

 

レイラキーエルドラとダッシュリルです

 

サンプル 関西WXC優勝 アカバさん

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エルドラは現環境でも猛威を奮っていますが、ライフクロスを増やし続けることで無限耐久するルリグですね

 

サンプル 関東WXC優勝 まべさん

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リルは序盤からダブルクラッシュを絡めた要求ができ、オーネストによるアーツ制限、耐性持ちのシグニを絡めた凄まじい火力をもち、カーニバルキーのエクシードとルリグのライズ効果を絡めた耐久もできるルリグです

 

当時の環境ではエルドラの無限防御を突破し、ダッシュリルの要求を耐えることが重要だと考えていました

 

カーニバルはトオンのLBを消せるためエルドラに対する回答を持ち、対リルを意識すれば現環境でも通用すると思い構築をスタートしました

 

対リルで意識したのは4に乗ったリルのアタックを2~3ターン耐え、リル側の盤面を空け続けることです

 

炎のタマ、カニキー破棄から三焼揃踏、ハイマットレイとコインやホルスを絡めた防御

 

これらでワンチャン3ターン目まで来ないかなーと考えました。ハイマットレイで耐えられるかは怪しいのですが、リルのジャンヌがアーツ耐性を持っているためハイマットレイしか思いつきませんでした。いいアーツあったら教えてください。

 

面空け手段としてソラフレアを採用しました

 

以上が構築の経緯です。

ここからはルリグデッキとメインデッキの解説をしますが、従来のカーニバルと違う点、それらの理由についてのみ解説したいと思います。

 

ルリグデッキ

 

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カーニバルキー

 

カーニバルが使うと最強のキーです

初動が5枚+好きなカード2枚になります、別のカードゲームで例えると強さがより分かりやすくなると思います。

キー破棄効果も三焼舞踏と合わせれば三面防御になるため腐りにくく、耐性をケアできる防御手段なので使い勝手がいいです。

このカードのおかげでマリガン基準がかなり緩くなり、サーバント、レベル4以外のカード、下級シグニを握られるため、毎試合の手札のブレが減りました。

 

 

ビカムユー

今のオールスターだとあらゆるデッキに採用されるカードですね。レベル4の赤シグニをかなり多くしているため後手1ターン目からビカムユーでグロウし、コニプラでエナを作る動きが安定してできるようになりました。サーバントさえ引ければエルドラ対面で盾7キープしたまま4に乗れるのも魅力です。アルハイキーのおこぼれをもらいましょう。

 

 

三焼揃踏

チアシグニを巻き込むことで3面空けとしても使用でき、対面がパワーをずらしてもカニキー破棄と合わせることで腐ることがないです。1エナのアーツなのでリソースを奪い合うオールスター環境ではかなりマッチしていると思います。

 

ハイマットレイ

ジャンヌやアークゲインなどの耐性もちに対する回答かつ、サーバントを拾うことができるため間接的なルリグ防御にもなるカードです。

 

メインデッキ

 

4枚採用が多めの単純な構築になりました、見た目が弱そうな構築ですが意識したことについて説明します

 

4シグニの枚数を多くする

サンスポットの登場により合計レベル7を意識した構築が増えました、自分自身も7を意識した構築を使っていましたが以下の理由から四軸に戻しました。

タネガスペ、コニプラ、ノベアンのヒットが安定しなくなる

サンスポットのアタックが止められることが多い

 

カーニバルは下級がとても優秀でリソース補充から点要求まででき、序盤から終盤においても役割をもつことができました。

特にコニプラはビックヴァンでサーチすることで疑似的なエナチャージ手段にもなります。

サンスポットに関しては対面からするとわざわざ2点を通す理由がないので優先的に止められます。従来のカーニバルだとサンスポットが処理されればダブルクラッシュ要求を続けるのは難しくなりますがこの構築はソラフレアを採用しているため多面ダブルクラッシュの盤面を維持しやすくしてあります。4ターン目以降ならば山札のカードに触れるので意図的に7をめくりやすくもできますし、トップ参照カードで固定することもできます。

従来のカーニバルよりリソースが伸びやすく、要求が安定するのがこの構築の利点だと考えています。

 

 ソラフレア

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面空け、ダブルクラッシュ、リフレッシュ、デッキの再構築、リソースを使わずに一枚だけで行うことができます。

 

従来のカーニバルの課題である面空けを解決したほか、サンスポットやビックヴァンと並べることで6~7点要求の盤面を毎ターン作りやすくなりました。山を掘る効果はヒミコやビックヴァン、アルベドのサーチと合わせることで欲しいシグニを使いまわすことができます。デッキの再構築はノベアンを戻すことでサンスポットの要求を安定させるほかリフレッシュのタイミングをずらすことができます。

面空けシグニだとインパクトもいますが、上記のほか、エナを使わないため複数面を割りやすいなどの理由からソラフレアを採用しました。

 

 

定時ほー

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カーニバルのジョーカーと相性がいいという理由ではなく、エルドラに刺さるカードのため採用しました。これ単体の採用はカーニバルに限らず他のルリグでもエルドラに有効だと思います。

(ここらへんは自信ないです、弱いと思うならサーバントの枠いじりながらケプリに差し変えた方が強いと思います

 

定時ほーを盤面に置くことでミミックの使用とグピピ、エクシードのドローを制限するのが目的です。

 

特にミミックの制限について注目してほしいです

 

ミミック以外で盾を仕込む方法としては、ハイギョとヒナニギスが挙げられますがこれらは一枚ずつしか仕込むことができません

仮に盾1枚を3枚にする場合

ミミックで回復LBを2枚仕込む、チョウアンとヒナニギス2枚で可能ですが、

ミミックなしだと、盾を仕込む動きにハイギョかヒナニギスの2コストが必要になります。また、手札のLBを仕込めないため山札とトラッシュに依存し、手札のLBはミミックで処理できないためハイギョのコストで切らない限りはデッキかトラッシュに送ることができません

ミミックの手札交換とルリグやグピピのドロー効果も定時ほーで制限しているため、メインデッキのみで盾を2枚増やす動きが難しいのではないかと考えました。

 

(エルドラにわかなんで想定以外の動きあったら教えてください

 

これらによりルリグデッキの防御を確実に吐かせることでエルドラに対して勝ち筋が作れると思い採用しました

 

現状の除去に乏しく、ルリグデッキがジャイキリ、クリティカルショット、アルハイ、カウンターヴァンプorロックユアハートの構築のエルドラだと善戦できました

 

ジャイキリと自由枠が、ハンマーチャンス、アロワナパニックのフルパワーエルドラには要求ターンが足りずタコ負けしましたが、こちらはメインデッキ1枚しか差し替えてないため構築を寄せれば戦えると思います

 

エルドラ対面で意識するべきなのは、ミミックとZrを使わせないことで

ヘルボロスや黒コンテンポラと並べたり、健屋で定時ほーを守ってあげることで他のルリグでも似たような動きができると思います

 

エルドラがこれを見てモササなど除去を採用するとイタチごっこになるので定時ほーがいれば勝てるとは言えないのが残念です。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。質問などがあれば気軽にリプかDMください。